以前から、本当に体にいい水であるかどうか疑問があったペットボトルに関して、次のような記事が産経新聞に掲載された。2008.10.29 20:14
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キリンビバレッジ(東京都千代田区)は29日、フランスから輸入したミネラルウォーター「ボルヴィック」(500ミリリットルペットボトル)からペンキの臭いが確認されたとして、同商品57万本を回収すると発表した。健康被害などは確認されていないという。
同社によると、今月20日に消費者から「異臭がする」などと苦情を受け、調べたところ、ペットボトルから有機化合物キシレンとナフタレンが検出された。水質に異常はなかった。
賞味期限が2011(平成23)年6月18日と21日、7月1日となっている同商品57万本を輸入する際に、コンテナ内のペンキの臭いが付着したのが原因という。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081029/crm0810292015037-n1.htm
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ペットボトルからペンキ臭がしたことに対する理由(言い訳)に、コンテナ内のペンキの臭いが付着したと言っているが、実際に水を調べたら、ペットボトルから有機化合物キシレンとナフタレンが検出されています。
こんなごまかしで納得できるわけはありませんが、その後、マスコミも厚労省も何一つ追求はなかったことが不思議でたまりません。水質に異常はなかった。とんでもない。キシレンとナフタレンが入っていて水質に異常がないわけがない。
キシレンとナフタレンについては詳しい説明を引用させていただいた。
キシレン(石油化学工業協会のHPより)
危険・有害性の要約
| 分類の名称 |
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引火性液体、急性毒性物質 |
| 有害性 |
: |
呼吸器刺激、中枢神経抑制作用がある。 |
| 環境影響 |
: |
生分解性良好ではあるが、大量の放出により魚・甲殻類への影響が認められる。 |
| 危険性 |
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蒸気は空気より重く、低所に滞留し爆発性混合ガスをつくりやすい。 |
ナフタレン(Wikipedia より)
ナフタレンにさらされると、赤血球が障害を受け破壊される。赤血球の再生は可能だが、子供が誤ってナフタレンを含んだ防虫剤や防臭剤を口に入れた場合に問題になりやすい。極端な疲労感、食欲不振、不眠、チアノーゼといった症状が現れる。大量のナフタレンに暴露されると、吐き気、嘔吐、下痢、血尿、黄疸を引き起こす。万一、誤食があった場合は、病院に行くこと。よく有毒物質を飲んだとき牛乳を飲ませる応急処置をするが、ナフタレンの場合は牛乳を飲ませてはいけない。ナフタレンは脂溶性のため体内に吸収され易くなってしまい危険である。
アメリカ合衆国では、国家毒性プログラム (NTP) がラットとマウスを用いたナフタレンの毒性試験を実施、1992年と2000年に結果が公表された。試験期間は2年間。最大濃度30ppm(純度99%以上)のナフタレン蒸気に1週間に5日、1日6時間暴露したところ、オスのマウスに対して10ppm未満では発がん性を示す証拠は得られなかった。性別とは無関係に10ppmと30ppmでマウスに肺胞腺腫と気管支腺腫の増加が見られた。ラットでは性別とは無関係に呼吸器の腺腫と 嗅神経の上皮性神経芽細胞腫の発生率が増加した。いずれのケースにおいても、がんに起因しない呼吸器の炎症が高頻度かつ広範囲の濃度で見られた(参考文献1)。
国際癌研究機構 (IARC) は、2002年にナフタレンをヒトに対する発癌性の疑いがある物質(Group2B)として位置づけた(参考文献2)。同機構ではナフタレンに対する急性暴露は、ヒト、ラット、ウサギ、マウスにおいて白内障の原因となること、成体以外では経口暴露、吸入暴露、胎児期の間接暴露により、溶血性貧血が起こることを指摘している。
可燃性物質であり、日本では消防法により危険物第2類(可燃性固体)に指定されている。
ペットボトルの中には長期保存のため、防腐剤を入れている等のうわさがあるが、ボルヴィックの中には、さらに毒性物質のキシレンやナフタレンが入っていたというのである。
毒性物質が検出されたのに、コンテナのペンキ臭がうつったという訳がわからない言い訳をしている製造・販売元の会社は信じられない。少なくとも我が家では決して飲まないことにしている。